Япониялик шоира Мори Кэ таржимаси
アリシェル・ナヴォイ*によるガゼル
*ウズベキスタン文学の父AlisherNavoi (1441-1501)
私が苦しみもがいて死ぬのは– 容易いこと、君がいないのなら。
死んだ方がましだ、魂よ、留ることを告げることができない、君がいなければ。
死んだ人間は息もできないが、君が私を見る時
悲しみ泣き崩れるしかないのだ、君がいないのだから。
夜、誰の眼も捉える、 丘を越えて光っている雷のような、
錯乱した私の悲嘆と叫びは、相応しくない、君がいないのだから。
誰一人、今の私のような、苦しい時間をもたないでいて欲しい
自分の行動や理性に驚く、君がいなくて。
死去の悲しみと苦労は、命のない身には驚きではない
惜しむ重荷が取りつき、即座に打ちのめす、君がいなくて。
天国は、別れの辛さから、私の頭上に落ちるかも知れない。
見よ、こうした日々、私が伝える最後で何になるのか、君がいなくて。
もし、君が密会の約束を破らなかったら、ナヴォイは、不道徳であっただろう
だが、彼は一瞬生きることができ、人生は裂けただろう、君はもういない。
***
あぁ、早春のような君の顔は、夜明けを生き返らせる
百の木の葉、千のメロディ、花とナイチンゲールが迎えるだろう
トゥービとスィドラの枝 – 天国の木 –君の道に生えている草
愛する者の目の雫と心の痛みを水と空気で.充足しながら
君との辛い離反から、愛する人誰もが憎しみ
君の癒しの場がなければ、イエスは息を吹き返し目覚めることができない
君は、憐れみを説いて充たす人
私は、悲しみと心の震えの二つの証をもたらすだろう
遠い将来のこととして、それらを受け取るのは不可能
そんな受容や情けを拒絶すのは、君がすることではない
隠遁者よ、引きこもった魂のまま、安らぎで充たそうとするな、
君の魂は、幾ばくかの孤立が必要だ、君がいた散歩道にように
なぁ、ナヴォイ、君の心には、愛する者だけが見えるだろう
心の鏡から、間違った感情をすっかり消すのだ。
***
優しい心は傷を癒すが、私は愛と結婚したりしない
私の魂は重苦しいが、憐れみは要らない
私の心を君の矢に結んで、今、嘆き悲しんでいる者へゆく
君の刃先は、私の肉と血を断ち切り – 繕う糸もない
私が彼女の死を嘆き悲しんでいると、迂闊に伝えるな。
この酷い有り様に行き合ってしまったことを
しばらく私と共にいるのが思いやり、と決めるのは虚しい
私の心には、その時、決意を取り消すつもりだから。
ねぇ、妖精のように美しい人よ、私を信じるな、もしあなたの愛に私がいるなら
狂人の注釈を無視するのは良いことだ
君は、平和に生きることを望んでいる、見捨てられた人々に
ここでは、酷く面倒なこと以外は、何も関係しない
ナヴォイ、この宴では君を酔っぱらったりしない
誰も、この世の葡萄酒を楽しむことなんかできないのだ
***
私を見捨てないでくれ、一瞬でも君なしではいられない
近くに来てほしい、一秒でも君なしでは受け入れられないのだ
いつも私の心の中にいるのは、君だ、でも、私が遠くで消えゆくなら
身体から抜け出すには、君なしでは酷い苦痛となるだろう
もし、君が私に葡萄酒の宴を楽しませたいのなら、注ぐ人になってくれ
エデンの水を味わってから、君なしでは楽しめない
我を忘れることなく、私が飲むことのできる君の愛の葡萄酒
君にここに来るよう呼びかけるだろう、君なしでは効き目がないのだ
人々は、愛する者たちを花とナイチンゲールに喩える
幸いにも私は、そうしたことに何も言えないだろう、君がいなくては
君は私の魂なので、私が迷い人になるとは思わない
私に会いたいと捜している人は誰でも、君なしでは分からない
ナヴォイよ、気が遠くなる、もし、君を見つけないなら
私から離れないでくれ、私は、一瞬でも君なしではいられない
***
今夜、あの糸杉に彼女が来るという約束は-美しい人が守れないかのように
彼女に会いたいと思って眠れなかった夜明けまで
私は、すっかり退屈で死ぬこともできたが、美しい人は来なかった
忍び寄った私の爪先は、小刻みな時でも神経質になりながら
満月のような彼女の顔は、彼女を控えめにさせた
でも夜は、ちらっとでも私を覗くことない私の人生のように暗い
彼が私を気が狂っている、愚かだと見るなら、どんな人も笑いを抱えるだろう
可愛い人のために私ができたのは、酷く苦しみ嘆き悲しむことだけだった
どうして私の目から水が流れるのか、恥ずかしくないのか、と訊ねるな。
血はどんな時も流れ、私の傷から染み出る涙などないのだ
もしも彼が一緒に歩むなら、どんな誠実な要求などもない
彼の振る舞いのなかに見せる優しさは、跳ぶ一歩になるだろう
なぁ、ナヴォイよ、歓びの果汁は、君の家の苦しみを擂り潰したものだろう
時ある毎に君の心を楽しませない。葡萄酒の歓びで、君は跳ぶ
***
やぁ、空想的な表情、長く伸ばした髪、糸杉の姿をした美しい人
君が呻き嘆き悲しむのは、一羽のナイチンゲールのよう
私の魂の鳥は、君の眼差しのトロフィー―
二人の君の狩人は、疑いもなく尾行するだろう
君が戯れの恋を秘密だけにしておくみたいに見なさい
まるで、君の師がしたように―忠実を教えながら―嘘をつく
君が私の涙を見ると、もっと不愉快になる
そうだ、水がなければ鋼は鋭く磨けない
昔、ファルホッドが砕いた山の割れ目
彼の悲嘆に対抗した、ちっぽけな独房
生気のない人間は日々に没頭することなく、君の眼差しに没頭する
鞭で私を殺し埋めてくれ、生かさないでくれ
花壇で、薔薇の花びらは一つの爪
ナイチンゲールの羽を引き抜くための、死の鐘を告げるための
そんなに馬鹿げて、ナヴォイのように、行動するのは何が間違っているのか
美しさをもつ一人の人間のために、どちらがより大きいかを身ながら
Translated by Kae Morii